【行程】
9:50 国見温泉登山口
10:35 横長根分岐点 1175
11:15 横岳ムーミン谷分岐 1364
11:50 横岳男岳分岐 1582
シュート植生確認、写真撮影
12:30 男女岳
斜面確認、写真撮影
13:15 男岳
昼食、休憩
13:50 下山開始
14:15 ムーミン谷
14:35 横岳ムーミン谷分岐 1364
15:00 横長根分岐点 1175
15:30 国見温泉
国見温泉で〆
朝から青空の秋晴れのなか、晩秋の秋田駒ケ岳に1人で行ってきました。単独で山に入るのは実は初めて。今回の目的は今シーズンはたくさん滑る?であろう駒の雪が降る直前の植生を見に行く事。それから滑走斜面
になるはずの現場の地形把握。あとこの時期の駒の風景を楽しむ事。
単独と言う事もありはやく出発したかったのですが色々雑用をこなしてから家を出た為に国見温泉に着いたのは9時半。準備をさっさと済まして登りはじめとなりました。稜線に出るまでは秋色に染まった登山道をのんびり登っていく。登っていくに従って紅葉も晩秋の様相になって、ここでは冬の到来を待つばかりと言った所か。およそ40分で横長根分岐へ到着。女岳小岳を手前に秋田駒ケ岳の山並も秋色に染まっているのが見えた。
遠くに見える目的のシュートはすっかり草紅葉で茶色に染まりここも秋色に染まっていた。1364分岐あたりで写
真を撮り、ムーミン谷の風景を楽しむ。大焼砂から1582分岐を経由してシュート上部へと向かう。この稜線は両側が切り立っていて冬は来てみないと状況は分からなそう。想像では反対側の阿弥陀池方向からしかアプローチは出来なさそうだ。各々のシュートの植生と岩の位
置から想像するドロップポイントを確認する。じっくりチェックして馬の背から阿弥陀池へと降りる。
確認作業に結構時間をかけてしまった為に少し予定より時間が押している。阿弥陀池からは男女岳へ向かう。ここの北側の斜面
もアッスルスキー場からの簡単アプローチでお手軽BCフィールドになりそうなのでじっくりチェックする。先日行った乳頭山を遠くに確認したりして、景色も楽しむ。
次は男岳へ向かう。男岳で昼食の大休憩をとり、1番シュートからムーミン谷へと向かう。ここの下りは足場が悪く結構難儀する。といいつつも1番シュートからみたムーミン谷は絶景。秋の枯れたアルペンチックなシュートとその底にひろがる緑の絨毯。素晴らしいコントラストが目に焼き付いて離れない。
ムーミン谷へ降りてからは各シュートをじっくり観察。冬の光景を思い出しながら今シーズンの極上の1本を妄想する。
1364分岐で日が傾いてきた駒の山容を眺めながら次回の白い駒を想像しつつ下山する事にした。駒の一人歩き。ゆっくりたくさん写
真を撮りながら晩秋の景色を楽しむ事が出来た。シーズンインもすぐそこまで来ています。
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