[行程表]
6:00 岳集落 峰南荘前駐車場
9:00 河原の坊(1048m)
11:30〜12:00:頭垢離(1386m)
休憩 昼飯
14:30 ドロップポイント(1600m)
15:30 河原の坊
16:00 駐車場
・駐車場〜うすゆき山荘〜河原の坊 3時間
途中までトレースがはっきりあったが徐々にリセットされた状態
それでも20cmほどのラッセル、 雪は少し重めだがあまり苦にはならない(まだ体力的にも余裕があったせい?)
林道のハイクでは左手に本峰から鶏頭山の稜線が青空バックでキレイに見える
風無し、晴れ、ペースはゆっくり、後半の本峰登りに備える、ちょっとゆっくり過ぎたかも....(^_^;
河原の坊到着時点で、ヒゲ松股関節と膝に痛み、登りに不安を訴える
一応いける所まで無理せずということで登山道に取り付き登りはじめる
・河原の坊〜コメガモリ沢下部(1160m付近)1時間
ツリーの中を移動、コメガモリ沢下部の堰堤を避ける為に東側の尾根をまく
場所によっては重めの膝ラッセル、気合いで登っていく
途中、休憩途中にぬまさんがハンドテスト
20cmのところに2mmほどのザラメの層確認、肘で破断
上下の雪を取ると板上のザラメ層を取る事が出来た
状況的には屋根の上に乗った新雪層?のような感じで気分が悪い
とはいうもののここまで来たらコメガモリ沢核心部は見てみたい、ということでまた登る
ヒゲ松相変わらず股関節に痛みあり・・・・
・コメガモリ沢下部(1160m付近)〜頭垢離(1390m付近) 1時間半
沢の中を避ける為東側の尾根に取り付き高度を稼ぐ
この沢下部まで 過去にデブリを確認した事があるとぬまさん
確かにここで上からデブリ御一行様にこられたら彼の世への一本道になりかねない
尾根上部にあがるとそのうちコメガモリ沢核心部が見えてくる
このあたりでは雪が重く、膝ラッセル、斜度がきつくなってきた為シールの効きも悪くなる
スキー履いてるにもかかわらず尾根上のハイ松地雷にはまる
ぬまさんシールのテールフック紛失、スキーバンドにて応急処置
・頭垢離(コウベゴオリと読むらしい)(1390m付近)〜ドロップポイント(1600m) 2時間半
たった200mの高度上げるのに2時間半・・・(泣)
スキーを背負いアイゼン登行、頭垢離上部夏道を登る
登りはじめは腰までくる鬼ラッセル(T-T)
高度を稼いでくるとラッセルも楽になりなるべく積雪の浅い所を選んで登る
ハイ松帯は地雷(踏み抜くと下まで1、5m綱渡り気分)
高度があがりガレ場になるとラッセルは無くなる
踏み込むと沈んだり沈まなかったりの状況、40度弱の斜度と不安定な足元で結構緊張感があった
・コメガモリ沢滑走 40分
上部はウィンドパック〜吹き溜まり時々アイスバーンと目まぐるしく状況が変わるハードな条件
それに加えて疲れきった足でよい滑りは出来ず、ガンバレ俺の足状態・・・
沢下部は重めだが吹き溜まった雪が気持ち良いパウダー
沢の核心部を越えると、そこからのツリーはトレースをもどるだけ
・河原の坊〜駐車場 30分
トレース通りに戻る
足の疲れはピーク、トレース滑り降りていくだけでも我慢大会
・感想
腰ラッセルの直登はしんどかったスノーシュー欲しいかも
この腰ラッセルをもう少し短時間で登れればピーク付近からドロップできる
それか河原の坊の山荘で1泊してアプローチもありかな
積雪期は1160m付近から東側の尾根に取り付かないで、西側の尾根に取り付いてツリーの中をハイクアップ
そして コメガモリ沢西側の滑走もイイと思う(たぶん雪は東向き斜面だからこちらの方が良いと思われる)
アルパインチックな山行を経験出来た事は収穫
ピッケルは必要だとは思うけどとめる技術が無ければ持っていても無意味・・・(汗)訓練の必要も有かな
10時間の長丁場をやり遂げた事はちょっと嬉しかった
滑りの事を考えるともう少し体力(脚力)が・・・・
今シーズン春にもう一度リベンジしたいな
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