バコパの地域変異種。しっかり根付くまでちょっと時間がかかります。根付くまでは頂芽が伸びず脇芽がたくさん出てきます。そうすると元の芽は状態が悪くなり一見そのまま落ちてしまうのかと思ってしまいますが、そこで悪くなった部分を間引いてしまうと根付いたのと同時に頂芽が伸びてきます。この状態で1回根付くと後は伸びてきた部分を多少大雑把にトリミングしても綺麗に育っていってくれます。上に真直ぐ綺麗に伸ばしてあげるためにはある程度間引きしてあげるのがポイントとなります。比較的丈夫で強い照明下においては頂芽部分が少し赤みを帯びる様です。ポイントさえしっかり押さえると難しくはない水草と言えるでしょう。

ランナーで増えていく細長いテープ上の葉を持つバリスネリアの一種で入手は比較的簡単です。背面 や側面に植えるとガラス面を覆うようにランナーで次々と増えていきバックスクリーなどがなくても覆い隠してくれるようになります。育成環境は特別 難しいこともなく規則正しい照明と少量の肥料で次々と増えていきます。またＣＯ２の添加を行うと、なお早く、いつの間にか株がランナーによってあちこちから出ています。（これが結構困る(^_^;）成長してくると水面 で照明を遮る事があるのでこの場合は水面近くで切って長さを調節しましょう。当然の事ながら長くのびる草体を持つので高さの無い水槽には適しません。最低でも６０センチ規格水槽の高さは欲しいですね。

ツユクサの仲間。葉幅が細く縮れた５ｃｍ程度の葉を展開する。葉が交互にはえていくので単独ではあまり見栄えは良くないが群生させると葉を絡ませていい感じになるんでしょうか。ちなみにもう少し葉幅が広くてグリーンの葉を展開する種も存在します。育成はソイル、砂どちらも可。照明が弱いと葉の赤が綺麗にはでてきませんが育成は比較的容易です。繁殖は茎差し。

ルドビジアの仲間とは思えない程美しいオレンジの草体。育成は難しくＣＯ２添加と強い照明が必須。

非常に簡単でかつレイアウトのポイントに使える水草として人気があります。CO2は添加しなくても育ちますが添加する事によって草体は赤茶に色付き美しい姿になります。小型水槽でも使用出来る草体はレイアウトを作る時には汎用性の高い水草と言えるでしょう。ちなみに入手はどこのショップにも安く置いてあるので初心者でも使い勝手の良いことが嬉しいですね。繁殖は大きくなった株を一度抜いて株分けを行ういまた戻すと言う感じなのでそういう点ではめんどうかもしれませんが、育成難易度の事を考えると取りあえず一度はやってみるのも良いかもしれませんね。

あるショップのおまけで付いてきた水草なんですが、詳細は不明。多分ミリオフィラムの仲間だとは思うのですが、名前からはアジアや日本に自生している水草なんでしょうか？育成は簡単です。CO2の添加は必要無いかも知れませんが、まだ試してはいないのでなんとも言えませんが、CO2の添加環境で高照明下では非常に良く育ってくれます。ミリオフィラムのグリーンタイプと言う感じで、なかなか真直ぐには伸びてくれませんでした。水面 近くなると次々に脇芽を展開して結構なボリュームになります。

濃い 緑色の水中葉を持つアフリカ産の水生シダの仲間。葉には複雑な切れ込みが入り濃い緑の色彩 とのバランスは絶妙。自生地ではアナビアス類と一緒に流木や石に活着している。このため、この濃い緑はレイアウトには非常に便利な素材で、緑の中にアクセントとして立体的なレイアウトを作る事が出来ます。育成にはCO2の添加を行わないと葉に苔がついて枯れてしまうなど、条が合わないとやや難しいかもしれないが、CO2添加と規則的な換水を怠らなければ、綺麗な株に育つでしょう。