細長いウェーブの入る葉を持つクリプトコリネの仲間。陰性水草の為照明はさほど明るく無くても容易に育つ 。またCO2の添加がなくても育成出来る為育成環境的には厳しい条件では無い。ただストレスに弱く水質、底床の変化などにより葉が溶け出し枯れてしまう事もあるので、水合わせなどは慎重に行ない、植え替えは極力避けた方がいいでしょう。最大で５０センチ程の葉長となる為、最初の小さい株でも水深のある水槽で中景以降に配置する事をお勧めします。

ロタラマクランドラを小さめにして赤みを抜いた感じの草体です。育成は容易で繁殖も茎差しにより行えます。強い照明と、ＣＯ２の添加により多少の赤みを帯びます。群生するとボリュームがありサイドなどのレイアウトには最適でしょう。

ロトンディフォリアの地域変種と言われています。分布は日本で和名はホザキキカシグサ。強い照明、ＣＯ２添加でも葉が赤みを帯びないのが特徴。成長は比較的ゆっくりですが、育成は容易。茎差しにより繁殖も可能です。

言わずと知れた前景水草の代表格ですね。どこのショップでも必ずといっていいほど置いてありますので一度は目にした事もあるかも知れませんが、育成はちょっと環境があわないと緑の絨毯をしいてくれないで上に伸びてしまい景観を損ねてしまう事があります。強い照明とCO2の添加は必要不可欠で状態が良いと地下茎で次から次へとランナーを出し緑の絨毯を敷き詰めてくれるでしょう。レイアウトのポイントは水槽のガラス面 １ｃｍ程には植えない事。そして最初から密に植えないで間隔をあけて植え込む事です。特に前面 のガラスの近くは必ず伸びてくる（外光の影響）ので少し広めと思えるくらい空けても良いと思います 。強い水草なのでトリミングも大雑把にあまり神経質にならないで切っていっても良いと思います。

ホシクサの仲間で、その細長い葉の形が、毛槍を思わせる容姿からこの名前が付いているようです。南米水草の中では ケヤリソウは僕のお気に入りの上位に入っていますが、育成環境条件は結構厳しく、CO2添加、明るい照明、底床添加肥料、清浄な水質・・・・管理は難しいです。そのかわり大事に育てると繊細な緑の綺麗な葉を展開し、中景のポイントになる水草として存在を感じさせてくれます。 側芽の茎差しにより増やせますが、生長がゆっくりな為、みるみる増えてはいきませんから大事に育てている最中です。

南米ゴイヤスで採種されたロタラの仲間の中では珍しい小型種 。流通量も少なく、まだ一般的な水草では無いので、育成情報も少なく、僕も現在慎重に観察しながら育成しています。小型な為前景に 使用出来るロタラなのでポイントとしてはレイアウト上面白い存在になりそうです。 照明はあまり強くない方が良い様です。強すぎると写真のように横にしか伸びず上に向かって生長してくれない様です。レイアウトを工夫して背丈のある水草の陰になるようにすれば良いかも知れないですね。

前景に使用出来る数少ない水草の一つ。オーストラリア原産のこの水草はショップでは鉢に２０〜３０本を束にして売られている事が多い。比較的入手は容易で水草を扱っている中規模のショップであれば手に入るでしょう。前景に密生させる為には規則的な照明と底床添加肥料、ＣＯ２添加が欠かせないという育成は難しい部類な様です。増やし方としてランナーでも増えていきますが伸びた葉を５センチ程に切って植え込んでも根付きます。見た目は名前の通 りコブラが首をかしげたような葉を伸ばします。密生させると苔やゴミがちょっと目立つような・・・・手入れも必要ですね（＾＾）